プレスリリース

平成18年12月22日

社団法人電気通信事業者協会

 
〜携帯電話の紛失・盗難時の悪用を回避するために〜
携帯電話等で使われているICカード『SIMカード』
ご利用上の注意喚起ホームページの公開開始について
 

 社団法人電気通信事業者協会(会長:小野寺 正)は、携帯電話端末(3G:第3世代携帯電話)の紛失や盗難により、端末に挿入されているICカード『SIMカード』を悪用されてしまうトラブルの発生を受け、『SIMカード』への理解促進、及び悪用を回避する方法をご案内するための情報提供ホームページを開設しましたのでお知らせいたします。

 近年発売されている携帯電話の多くは、個別の携帯電話番号を認識するための重要な情報などが登録されている『SIMカード』というICカードを挿入して利用します。この『SIMカード』は、別の携帯電話機に差し込んでも利用することが可能で、海外渡航時に携帯電話機を紛失・盗難などで失くしてしまった際に、第三者に悪用されてしまい、契約者ご本人が使用していない通信料金が課金されてしまうというトラブルが発生しています。

 このような背景から、年末年始休暇時期に先立ち、『SIMカード』に関する情報提供のホームページを開設。『SIMカード』の取扱いに関する注意喚起を促し、トラブル発生を未然に防ぐための方法紹介、トラブル発生時の問合せ先を明示することを目的とし、情報提供を開始いたしました。このホームページからの情報発信により、海外での携帯電話機紛失時の『SIMカード』悪用トラブルを減らしていけるよう、働きかけていく予定です。

なお、このホームページの概要は以下の通りとなります。
■ホームページURL: http://www.tca.or.jp/japan/infomation/SIM/index.html
■ご案内コンテンツ : ・携帯電話に入っている『SIMカード』をご存知ですか?
  ・「PINコード」を設定しよう
  ・海外でのトラブル事例
 

・携帯電話各社 お問合せ先
(NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク・WILLCOM)

 

以 上