平成14年8月14日

社団法人 電気通信事業者協会
情報通信ネットワーク産業協会


平成13年度携帯電話・PHSにおける
リサイクルの取り組みについて


 社団法人電気通信事業者協会と情報通信ネットワーク産業協会(旧:通信機械工業会)は、携帯電話・PHSにかかる資源の有効利用について共同して取り組んでおりますが、このたび、平成13年度におけるリサイクルの実績が別紙のとおりまとまりましたので、お知らせいたします。

 リサイクルにつきましては、平成13年度から、社団法人電気通信事業者協会と携帯電話・PHS事業者が、ブランド名に関係なく使用済みの携帯電話・PHSの本体、電池、充電器を全国の約8,000店(平成14年3月末現在)の専売店・ショップで回収する「モバイル・リサイクル・ネットワーク」を開始しております。

 さらに、回収した使用済みの携帯電話・PHSの本体、電池、充電器は、再生資源としての活用を図るため、専門の再資源化事業者での処理をおこなっています。

 また、リユース(再使用)、リデュース(削減)、リサイクル(再生)について、情報通信ネットワーク産業協会が「携帯電話・PHSの製品環境アセスメントガイドライン」を制定し(平成13年3月)、メーカにおける指針として製品アセスメントを実施する等の対応をすすめております。

以 上



別 紙
平成13年度リサイクル実績
  回収台数 (台) 回収重量 (t) 回収率 (%)
携帯電話・PHS本体 13,107,173 799 35.2
電池 11,788,051 264 31.7
充電器 4,230,521 361 11.4

(参考)平成12年度リサイクル実績
  回収台数 (台) 回収重量 (t) 回収率 (%)
携帯電話・PHS本体 13,614,712 819 29.7
電池 11,847,091 304 25.9
充電器 3,127,532 328 6.8
備考: 回収率は、各メーカからの出荷数合計から携帯電話・PHS加入純増数を差し引いた値を
使用済携帯電話・PHSの発生台数とみなした上で、以下の計算式により算出しています。
  回収台数 ÷(各メーカからの出荷数合計 − 携帯電話・PHS加入純増数)= 回収率

(参考)モバイル・リサイクル・ネットワークのロゴ・マーク