プレスリリース

平成18年1月6日

社団法人電気通信事業者協会
Telecommunications Carriers Association


賀詞交歓会の開催及び会長年頭挨拶

社団法人電気通信事業者協会は、本日、下記のとおり賀詞交歓会を開催いたしました。
なお、賀詞交歓会においての当協会倉重英樹会長(日本テレコム株式会社取締役代表執行役社長)の年頭挨拶は別紙のとおりです。
 
 
1. 日 時 : 平成18年1月6日(金)12:00〜13:30
2. 場 所 : 東海大学校友会館(東京都千代田区、霞ヶ関ビル)
3. 出席者 : 竹中平蔵総務大臣他、約270名
以 上
 

別紙
平成18年電気通信事業者協会賀詞交歓会 会長挨拶
 

 新年明けましておめでとうございます。
 電気通信事業者協会の会長を仰せつかっております倉重でございます。
 主催者を代表して一言ご挨拶申し上げます。

 本日は、お忙しい中、竹中総務大臣をはじめ、皆様、多数ご来臨いただきまして誠に有難うございます。
 皆様方におかれましては、さわやかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 今後日本は、世界にも経験のない、人口減少の中で少子高齢化社会に突入しようとしており、生産年齢人口の減少や一人暮らし老人の増加等の新たな社会現象に直面しつつあります。

 このような中で、政府は、「元気、安心、感動、便利」社会の実現を目指した「e−Japan戦略U」により、ICTの利活用促進を図り、また「u−Japan政策」により、2010年に向け世界に先駆けてユビキタスネットワーク社会の実現を目指しております。我々電気通信事業者としても、ユビキタス基盤となる通信インフラの整備やICTの利活用の高度化及びその利用環境整備に一層の貢献をしていくことが大きな使命だと考えております。

 我々電気通信事業者は、お互い厳しいコンペティターでありますが、一方我が国の情報通信産業の健全な発展のための良き協力者でもあります。
 お客様の利便向上を第一としつつ、ネットワークの安全性・信頼性の確保、より高品質なサービスの提供、個人情報保護への適切な対応、消費者支援施策など様々な課題について会員の英知と努力を結集して取組んでいかなければならないものと考えております。
 また、先般、当協会がユニバーサルサービスに係る支援機関としての指定を頂戴いたしましたが、その業務についても適確に執行してまいりたいと考えております。

 私ども協会会員一同切磋琢磨して、電気通信事業の発展を通じ、社会や経済の発展に少しでも多くの貢献ができるよう努めて参る所存でございますので、本日お越しの皆様方におかれましても、一層のご指導とご高配を賜りますようお願い申し上げまして、私の新年のごあいさつとさせていただきます。