高齢の母がショップで高額な機種変更をした事に関する苦情相談

70代の母が現在利用しているシニア向け携帯電話からスマートフォンへの機種変更を検討しショップへ出向いた。

ショップからスマートフォンの実物を見せられるなど勧められ、それに従い機種変更契約を行った。

あわせてデータバックアップ用という事でも勧められフラッシュドライブも購入した。

帰宅後、母から契約内容を聞いたところ、スマートフォンは最新機種でスペックも高く、料金プランも大容量プランとなっていることから、支払額も高額となっていた。

シニア向け携帯電話を利用していた高齢者の母に対する今回の販売内容は過量販売に

あたるのではないか?

母に詳しく聞いたところでは、安価で簡単なスマホがあればそちらでも良かったと言っているので

今回契約した商品は返品し、安価なものへ変更したい。

(一社)電気通信事業者協会の会員企業は、「電気通信事業法の消費者保護ルールに関するガイドライン」に沿い適合性の原則に則り、高齢の利用者への説明は意向や状況を考慮した分かりやすい説明に努めている。

その上で更に携帯電話事業者三社(株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社)は

・65歳以上の契約者を対象に、サービスの内容が十分に理解されるよう、対象となる利用者の知識や経験並びに契約目的等に配慮した説明を行う。

・80歳以上の契約者を対象に、お客様の同意を得て、ご家族への意向確認を行うなど、より丁寧な応対に努める。

という自主基準を設定し、より丁寧で確実な対応を行っている。

今回のご相談に対しては、当該ショップがお客様とのコミュニケーションの中で適合性の原則に配慮した上で適切な販売内容であったかの詳細確認を行い、その上でその後の対応を行うこととなる。

 

電気通信事業者協会(TCA) 相談窓口

電話受付:03-4555-4124
受付時間:月~金曜日 9:30~17:00
(祝日・年末年始はお休みさせていただきます)
※通話料は相談者のご負担となります。

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