プレスリリース

青少年の携帯電話・PHSインターネットサービス利用における安心・安全な環境を実現するための更なる取り組みについて

2010年4月28日

社団法人 電気通信事業者協会
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
KDDI株式会社
ソフトバンクモバイル株式会社
株式会社ウィルコム
イー・モバイル株式会社

 

社団法人電気通信事業者協会(TCA)と携帯電話・PHS事業者各社は、出会い系サイト等子どもに見せたくないサイトへのアクセスを制限する「有害サイトアクセス制限サービス」(フィルタリングサービス)の認知拡大及び利用促進をはじめ、青少年が携帯電話・PHSを使用するにあたっての安心・安全な環境の実現に向けたさまざまな取り組みを行っておりますが、この度、より一層の取り組み強化のため、以下の施策を実施することといたします。

  1. 「青少年への携帯電話等フィルタリングサービスの加入奨励に関する指針」の策定
    青少年とその保護者に安心・安全に携帯電話・PHSのインターネットサービスをご利用いただくための環境整備に資するため、携帯電話事業者及びPHS事業者がフィルタリングサービスの契約や解除等を行ううえでの望ましい対応等についてまとめた「青少年への携帯電話等フィルタリングサービスの加入奨励に関する指針」を策定いたしました。
  2. 携帯電話・PHSを利用するための親子のルール改定
    平成21年2月より、お子さまが携帯電話・PHSを利用するにあたって保護者の方にご確認いただきたい事項やお子さまに守っていただきたい利用マナーをチェックシート形式でTCAのホームページに掲載しているところですが、この親子のルールにつきまして、今回策定した「青少年への携帯電話等フィルタリングサービスの加入奨励に関する指針」をふまえ、現在の携帯電話・PHSを取り巻く環境変化に応じた見直しを行い、より多くの皆様にご利用いただけるよう改定いたしました。
  3. フィルタリングサービス利用状況の定期的な公表内容の充実
    四半期に1回公表しているフィルタリングサービス利用状況につきましては、従前の携帯電話・PHS事業者全体の利用数に加え、今後は各社別の利用数を掲載することといたします。また、青少年におけるフィルタリングサービスの利用実態の把握に資するため、平成22年4月の発表では、平成22年3月末時点における年齢層別に見た携帯電話・PHSインターネットサービス契約者のフィルタリングサービス利用率についても掲載いたします。

 

親権者が携帯電話・PHSにご契約されており、18歳未満のお子さまがご利用になっている場合も、この機会にフィルタリングサービスを是非ご利用下さい。

今後も引き続き、関係事業者が連携し、更なる取り組みを進めていく所存です。

前のページへ戻る