プレスリリース

~有害情報への取り組み~ 有害サイトアクセス制限サービス (フィルタリングサービス)利用状況について

2010年4月28日

社団法人電気通信事業者協会
Telecommunications Carriers Association

社団法人電気通信事業者協会(TCA)と携帯電話・PHS事業者各社は、違法・有害なサイトへのアクセスを制限する「有害サイトアクセス制限サービス」(フィルタリングサービス)の認知拡大及び利用促進に積極的に取り組んでいます。

平成22年3月末時点のフィルタリングサービス利用状況につきまして、従来の携帯電話・PHS事業者全体のフィルタリングサービス利用数に加え、今回から各社別の利用数実績を掲載することといたしました。

また、青少年におけるフィルタリングサービスの利用実態の把握に資するため、今回は、平成22年3月末時点における年齢層別に見た携帯電話・PHSのインターネットサービス契約者のフィルタリングサービス利用率も掲載いたします。

今後も引き続き、関係事業者が連携し、更なる取組みを進めてまいります。

 

携帯電話・PHS事業者各社のフィルタリングサービス利用数実績

◆携帯電話・PHS事業者全体のフィルタリングサービス利用数は平成22年3月末時点で約662万件となりました。この3ヶ月間で約39万件増となっています。

 

 

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◆携帯電話・PHS事業者各社別 フィルタリングサービス利用数実績 

事業者

平成22年3月末
DCM 2,618,500
KDDI 2,317,700
SBM 1,279,200
WM 400,000
EM 900
6,616,400

                                    ※100未満四捨五入

年齢層別に見た携帯電話・PHSインターネットサービス契約者のフィルタリングサービス利用率

平成22年3月末時点での、12歳以上~15歳未満(中学生程度)、15歳以上~18歳未満(高校生程度)の携帯電話・PHSインターネットサービス契約者における、フィルタリングサービス利用率は以下の通り。

12歳以上~15歳未満
契約者

15歳以上~18歳未満
契約者

68.9% 42.9%

 

※各事業者のサービス内容については携帯電話・PHS事業者各社にお問い合わせください。

 

【参考】
「子どもがインターネット接続可能な携帯電話を利用している延べ回答数をベースに有害サイトアクセス制限サービスの利用率を見ると、『中学生』では46.4%、『高校生(中学卒業)』では30.7%となっている。」
(総務省「平成20年度 電気通信サービスモニターに対する第2回アンケート調査結果」より)

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